予約して観てきました!
ちょうどBSで再放送もあったので、録画がてらきっちりと再履修もいたしました。
…
いや~…
よかった。
原作なのにめっちゃ原作(シーズン1&2)をリスペクトした映画でした。
ちなみに私のゆるキャン△歴は以下(大したことない)。
※ここいらでゆるきゃん観てる。
※夫もハマってゲーム買った時
正直私と夫は漫画原作(買いました)よりアニメの方が好みです。
京極監督のバランス感覚がいいのか「嘘だけど嘘じゃない」がうますぎて微妙なリアリティをもって観れる稀有なアニメだと思います。
作品の優しいモノ全てが「嘘だけど嘘じゃない」なので、おっさんとおばさんは泣いてしまうのです。
見えないところの連続性や、つながりを描くのが上手い監督さんだと思います。
いつも始まりと終わりを意識して「こうだからこうなった」に破綻がないんですよね。
…
キャンプ施設建設関連の業務の話が出てくる時は、夫婦で「いやそれ無理やろ…」となってスン…と真顔になってしまいました(上映中に夫の空気感も変わった…)が、そこはターゲット層の若者は分からずスルーするでしょうから…まあ…
…
話を戻します。
ゆるキャン△はちゃんとキャラクターが成長していてリアルな時間を感じさせてくれるんですよね。
ずっと一期でも二期でもそうでしたが、映画でもそうでした。
そして嫌なものは匂わすだけ。
でもちゃんと匂わす。
生きてたら避けられないこと、嫌な事もあるよって匂わす。
それを乗り越えて生きていくんだって、出来ることを今やることをやろうっていう、熱くないけど熱い良い映画でした。
そこら辺の塩梅が非常によかったです。
キャンプという一つの趣味(っていうのか?)に対する姿勢も真摯でしたしね。
エンジョイ勢でもいいんだよまずやってみようよ…という姿勢は作品名でもあるように、この作品の神髄なんですよね。
それはまずガチ勢が導いて見守って…そして違う方法や深度でそれぞれ楽しんで…その上で広まって…そして同じ趣味仲間としてお互いを認め合って友人となって…そこにいいも悪いもない…それが最後の最後に出てきたキャラが表していたと思います。
全てはそこから始まった。
私もゲーム趣味についてそうありたい。
そう思いました。
京極監督すごいよね~
アニメ関連の仕事じゃなくても有能な人の感じがします。
次の作品が決まってるか分かりませんが、電脳コイルみたいな群像劇っぽいの作ってみて欲しいですね~
ゆるキャン△はやっぱり野クルが女の子だけっていうのが最大級の違和感ですしね(しゃーないけど)。
そういえば、あのキャラも某俳優さんに声やってもらいたかったですね…
あ、ちくわ関連は犬好きとして非常にヤバかったとだけ書いておきます。
というわけでゆるキャン△の映画よかったですよ!
周りは若者(男女問わず友人同士とか一人で来てる)ともうちょっと上のお兄さん(一人で来てる)とちょっとだけ子供連れの家族がいた印象です。
席はほぼ満席!
パンフレットも売り切れてました!
よかったね!
終わらないから終わります~
それでは~