スプラトゥーン3です。
このブログは初代スプラトゥーンを広めるために始まりました。
そして私がスプラトゥーン2を理解するための戦いの記録でもありました。
その上でのスプラトゥーン3でした。
ヒーローモードをクリアして、クリア後要素の隠しマップをプレイして思いました。
「ああ…違うゲームになったんだなぁ」と。
しみじみ、そう思いました。
観念してうっすらとは聞いていた元ディレクターの阪口さんのことも調べました。
私はゲームを情報ありきでするのがあまり好きではないので、ディレクターを調べて買う…みたいなことをするのは最近になってからです。
情報が取得しやすく、作り手が顔を出しやすい時代になったからこそ今は出来ていますがそもそも手当たり次第にやって「これおもしいろいよおお!!」となる古のオタクなんです。
なので「この人がいないからダメなんだ!プレイしない!!」とか安易に言いたくなかったんですが、ようやく冷静に自分でも明確に「違うな」と思ったのでちゃんと調べました。
初代スプラはプロデューサー野口さん、ダブルディレクター天野さん阪口さんの2人で作ってるんです。
野口さんはどう森、天野さんはマリオシリーズに携わっていたようです。
もっと面白いものを!って若手がこっそり会って相談して作り上げたゲームなんですね。
それが不振のWiiUを救うお化けソフトになりました。
発売当時からスプラ2からは阪口さんがディレクターから抜けたので、そのせいでスプラ2はおもしろくなくなった…という意見があったんですね。
初代スプラの動きやマップ、ルールありきの楽しさを極限までブラッシュアップしたのが阪口さんでした。
阪口さんのインタビューを読むと私が初代スプラに痺れた要素のほぼ全てが「そうなるように」阪口さんが構築したもののようでした。
どちらかというと芸術家で宮本さんに近いゲームクリエーターのようです。
スプラから離れた後はニンテンドーラボのディレクターをやってらっしゃって「!!!」となりました(知らなかったけどコンセプトに痺れて買ってる…)。
ここまで前提です。
そう。
それでスプラトゥーン2とスプラトゥーン3を批判したらそれで終わりです。
これは初代スプラと違うゲームなんです。
たぶんこの3人が一番わかっている。
阪口さんが抜けたら違うゲームになるなって。
だって初代スプラトゥーンを無名時代から作った人達ですよ。
分かって違う意味でお化けソフトに仕上げてるんです。
お金を稼ぐために。
IPを残すために。
そして野口さんも天野さんもキッチリとその仕事をこなしている。
販売本数を見れば分かる。
違うものでもおもしろくなければあんなに売れない。
そして阪口さんはニンテンドーラボで新しい切り口のゲームを模索してる。
それはまた新しいゲーム作りにつながってるんですね(そしてラボの後継っぽいこのゲームではまたディレクター外れてるのよね…)。
号泣した。
私は号泣しました。
もう私が初代スプラトゥーンと同じスプラトゥーンをプレイできることはないでしょう。
初代スプラトゥーンはある意味芸術作品のようなもので、そんなゲームばっかりは作っていられない。
稼がないとゲームは作れない。
そうしないと次の芸術作品も作り出せることはない。
だから新規IPが出来るレベルではないけれど、1000万本売るレベルのスプラトゥーン2&3を作り上げているんです。
どっちもすごいですよ。
だから、次もある。
私がゲームを続けている限り、また次の初代スプラトゥーンのようなソフトに出会わせてくれるんでしょう?
違う会社や違う人が作ったゲームかもしれないけれど、それでもいつか、また。
さすがです。
さすが試写会でサーバーが落ちてプレイ出来なくて私が号泣したゲームを作った方達です。
何回号泣させるんですかね。
私も初代スプラとスプラ2をやりこんでよかったです。
そうじゃないとここまでたどりつけなかった。
情報だけじゃなく、ガチンコで泣いて騒いでプレイしなかったら実感を伴えなかった。
私は作り手じゃないから、買ってただプレイして人知れず感想をブログに上げることしか出来ないけど…
全て私の宝物です。
ありがとうございます。
私の人生を変えてくれてありがとうございました。
スプラ3も違う意味で今後は楽しんでいきたいです。
もちろん今後のシリーズも買いますよ!
というわけで…
ゲーム大好き!!
スプラトゥーンも大好きだ(泣いてる)!!
みんなもどれでもいいからプレイしてみてね~
それでは~